野球グラブのスチーム型付け

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『スチーム型付け』とは?

当店で、グローブをお買い上げのお客様には、グラブの『スチーム型付け』 サービスを行っております。

『スチーム型付け』とは、スチーマーと呼ばれるグラブ専用の蒸し器に、グラブを入れて、 蒸気にてグラブを柔らかくした後、独自の手法により、 グラブをもみほぐし、叩き、ポケット形状を作りこみ、 新品のグラブでありながら、最初から柔らかくて、使いやすいグラブにするというサービスです。

↓グラブ・スチーマーの写真(ミズノ社製)
グラブスチーマーの写真

スチーム型付けの流れ

スチーマーの電源を入れて、5分間ぐらい放置しておくとこんな感じに、 中が水蒸気でいっぱいになります。スチーマーのガラスが曇っているのが、わかるでしょうか?

グラブスチーマーの写真

蒸気の具合が良くなったところで、グラブ投入。 ちなみに、スチーマーに入れる前に、グラブに写真のような グラブ専用の特殊オイルを塗ります。

グラブスチーマーの写真 オイルの写真

グラブを蒸すこと数分。 軟式グラブはもともと柔らかいため短めに。 硬式グラブは、長めに蒸します。 また、キャッチャーミットの場合は、さらに長めに蒸すのがコツです。

蒸した後は、グラブをもみほぐし、叩き、ポケット形状を作りこみます。 グラブの芯を崩さずに、柔らかく、そして使いやすく…… 蒸気で蒸したことにより、一時的に柔らかくなりすぎているグローブへの型付けは、 スポーツ屋としての熟練の技が必要不可欠です。

グラブスチーマーの写真 グラブスチーマーの写真

以上、スチーム型付けはこのような手順で、行います。

スチーム型付けの注意点

こうして、スチーム型付けを行ったグラブは、新品であるのにもかかわらず 非常に柔らかく、使いやすいグラブとなります。

※特に、お子様だと自身で型付けがうまくできないため、 少年野球用グラブのスチーム型付けは当店では、結構人気です

ただし、注意点として、グラブの色がオレンジやナチュラルの場合、 スチーム加工をすると、塗ったオイルのシミがとれずに、残ってしまう場合があります。 (新品のグラブであるにもかかわらず見た目がちょっと悪くなってしまいます)

なので、当店では、グラブの見た目を気にする方は、 あまりスチーム型付けをお勧めしていません。(オレンジやナチュラルなどの明るい色に限り)

ただし、色がブラックの場合、シミなど、全然見えないので、なんら問題はないです。

あと、スチーム型付けを行ったグラブは、返品不可能となりますので、その点よろしくお願いします。

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